日本盲人キリスト教伝道協議会

集会報告

本間一夫先生の生家を見学

(2025年08月13日更新)

本間一夫先生が使っていたマタイ福音書点字版

本間一夫先生が使っていたマルコ福音書点字版


豪邸の全景

豪邸の全景

 岸岡主事は8月5日、本間一夫先生の生家を見学してきました。日本最初の点字図書館を私財を投じて設立した方です。北海道の日本海側の増毛町というところにあります。本間一夫先生の祖父が営んでいた呉服店が今は町の重要文化財として保存公開されています。呉服店以外にも日本最北の酒蔵「国稀酒造」や町の最初の電力会社を起業、そして最盛期にはニシン漁の汽船を12隻も所有していたほどの豪商です。広い展示室の一画に「本間一夫コーナー」があり、使っていた点字聖書や関西学院時代の教科書、日記などが展示されていました。このコーナーだけはすべてに点字の説明がつけられており、また音声ガイドもあるのでいつか盲伝ツアーでたずねてみたいなと思いました。
 なおこの建物のミニチュアが札幌の赤レンガ庁舎にも展示されています。


クリスチャン新聞に記事掲載

(2025年07月31日更新)

クリスチャン新聞の記事

 クリスチャン新聞7月20日「視覚障害者特集-バリアと教会-」に盲伝会員の青山しのぶさん(神奈川視覚障害友愛信徒会会長)のインタビュー記事が載りました。
 機会のある方はぜひお読み下さい。盲伝会員で希望者には記事のコピー(墨字のみ)をお送りします。早稲田事務局までお申し込み下さい。



栃木盲人キリスト信仰会が開催

(2025年07月31日更新)

開会の挨拶をする田中雄二会長

開会の挨拶をする田中雄二会長

 栃木盲人キリスト信仰会が7月17日(木)、宇都宮市のコンセーレにて開催されました。
 開会メッセージは足尾キリスト教会の岡部 敬牧師により「私たちの関係と生き方」(ピリピ4:1-3)と題して語られました。
 参加者は栃木県内の各地から約20名、盲伝から岸岡主事が出席しました。 参加者それぞれの近況報告に続いて「盲伝アワー」では岸岡主事から前の山形修養会の報告と、クリスチャン新聞7月20号に掲載された「バリアと教会」の青山しのぶさんのインタビュー記事の紹介がありました。
 また栃木から山形修養会に参加した4人の方の感想報告もありました。
会の後半では講師の岡部先生のギター演奏とリードによりたくさんの賛美歌を共に歌い、恵みと笑いに満ちた例会でした。


垂水福音教会(神戸市)を岸岡主事が訪問

(2025年07月31日更新)

 垂水福音教会(神戸市)を7月13日(日)に岸岡主事が訪問しました。盲伝書記と壮年部部長を担って下さっている宇仁菅一郎さんの所属教会です。
 牧師の伊佐治洋平先生と協力牧師で神戸信愛会の会員でもある松下勝彦先生はじめ教会員の方々に温かく迎えていただきました。当日は礼拝の司会を宇仁菅さんが努めておられました。
 教会はJR神戸線の垂水駅から徒歩20分ほどの高台にあり、以前は駅から教会の十字架が見えたそうです。
 礼拝後に盲伝の働きのアピールをさせていただき、宇仁菅さんを盲伝に送り出して下さっている教会の皆さんに感謝をしました。そして盲伝のパンフレットを教会に常備していただくことになりました。

垂水教会

垂水教会


礼拝司会の宇仁菅さん

礼拝司会の宇仁菅さん



東北盲信徒会修養会・第68回盲伝全国修養会

(2025年07月31日更新)

 東北盲信徒会修養会・第68回盲伝全国修養会が合同で、6月16日(月)~17日(火)に山形県のクアハウス碁点にて開催されました。九州から北海道まで全国から51名と盲導犬1頭、Zoom参加4名が集まりました。
 主題は「詩篇の世界を味わおう-暗闇から明るく広いところへ」 主題講演は田辺由紀 夫牧師(日本基督教団大曲教会)。
 みっちりと聖書の学びのあとには豪華な夕食会、そして「賛美と証しの夕べ」としてトリオ・グラシアによるコンサートを楽しみました。翌日は早天礼拝、盲伝アワー、東北盲信徒会総会、閉会礼拝とプログラムぎっしりの濃密で笑い声の絶えない修養会でした。
 閉会後は各々自由に最上川下りへ出かけたり、近くのバラ園見学に行ったりと楽しみました。
 帰りには東北新幹線不通というアクシデントに見舞われましたが、何とか全員無事に帰宅出来ました。「行きがけが事故じゃなくて良かったね」と超前向きな参加者の声にとても励まされました。

開会礼拝

開会礼拝


お楽しみの夕食会

お楽しみの夕食会


クアハウス碁点玄関

クアハウス碁点玄関



 水元教会を訪問

(2025年03月31日更新)

水元教会

 2025年3月31日(日)に岸岡主事は日本基督教団水元教会を訪問しました。同教会主任牧師の藤垣昭雄ご夫妻に迎えられて、礼拝をまもりました。
 礼拝後に5分ほど時間をいただき、盲伝の働きについて教会員の皆さんにアピールしました。
 教会員の中につい数日前に失明された方がいらっしゃるとのことで、皆さんとても熱心に聴いてくださいました。(岸岡)


 日本キリスト教会札幌北一条教会を訪問

(2025年2月18日更新)

教会員の柴田利巳さん

教会員の柴田利巳さん

 2月16日(日)日本キリスト教会札幌北一条教会を訪問しました。
 昨年12月に赴任されたばかりの田中康尋牧師にお会いして、盲伝の働きにご理解とご協力をお願いしました。
 そして教会員の柴田利巳さん(北海道盲信徒会会長・盲伝会員) と共に礼拝をまもりました。全盲の信徒は柴田さんお一人ですが、教会員の皆さんが柴田さんのことをよく知っていて、よく配慮がなされているのを感じました。
 また柴田さんはこの教会の聖歌隊メンバーであり、その他の信徒会活動にも積極的に参加されています。片道30分かけて地下鉄と徒歩でツルツルの雪道をお一人で歩き毎週礼拝に通われていることに驚きました。


日本キリスト教団呉山手教会を訪問

(2025年02月04日更新)

玉田牧師(左)と教会員の深谷さん

玉田牧師(左)と教会員の深谷さん


呉山手教会

呉山手教会

 2月2日(日)盲伝書記を務めて下さっている玉田 真牧師の呉山手教会を岸岡主事が訪問しました。
 10時15分からの礼拝のあと、教会や付属幼稚園でお忙しい中、玉田牧師を盲伝の働きのために送り出してくださっている呉山手教会の皆さんにお礼を申し上げました。
 続けて5分ほど盲伝のアピールを教会員の皆さんにさせて頂きました。礼拝出席は15名、この日の礼拝献金すべてを「盲人伝道愛の献金」としていただきました。
 更に新しい盲伝パンフレットを教会受付に常置させていただくことをお願い、了承していただきました。
 礼拝後は教会員の皆さんと一緒に、手作りの温かいおうどんとおにぎりの昼食を美味しく頂きました。
 感謝して報告します。


訃報

(2024年12月24日更新)

前主事昆百合子さんのご葬儀

 2024年12月17日(火)の朝、盲伝の前主事昆百合子さんが主のみもとに召されました。
 ご葬儀は12月21日(土)午後1時30分より日本キリスト教団砧教会(東京都世田谷区砧)にておこなわれました。
 盲伝としてお花を贈ると共に阿佐光也副議長、日髙啓輔元議長と淑子夫人、安藤惠職員、岸岡宏幸主事が出席しました。
 昆さんは2005年から盲伝の職員として、また2014年から盲伝主事として各地の信徒会などにも積極的に参加され、盲伝の活動のために尽くして下さいました。
 主のみもとに帰られた昆百合子さんの上に主の祝福を心より祈りつつ、ご報告申し上げます。


神戸信愛会第351回例会

(2024年10月29日更新)


 2024年10月27日(日)午後2時~4時、日本基督教団鷹取教会にて「神戸信愛会第351回 例会」が開催されました。
 16名が集まり、盲伝から主事の岸岡が陪席いたしました。
 宇仁菅一郎会長の司会進行のもと、同教会の上條 悟牧師による「主を愛せしたまえ」(マタイ26:6-13)との力強いメッセージをいただき、会員の近況報告、盲伝アワーそして全員で賛美や童謡などを歌いとても楽しい2時間を過ごしました。
 次回は来年1~3月頃に芦屋三条教会にて開催予定のことを確認して、閉会しました。


沖縄県盲信徒会「光の友の会」集会

(2024年9月11日更新)


 2024年9月8日 13時半から15時半まで、会長の比嘉信子さん(天久神の教会)の呼びかけで、コロナ禍後初めての集会が沖縄県視覚障害者福祉協会(那覇市松尾)3階研修室にて開催されました。それぞれの教会で礼拝をまもった後沖縄県各所から5名の会員と2名のヘルパーさんが集まり、盲伝からは岸岡主事が出席しました。

 比嘉さんの開会の祈りで始まり、みんなで沖縄式お弁当をいただきました。その後順番に各メンバーの近況報告や思い思いの話題などで盛り上がり、2時間があっというまの楽しい集会でした。これからは年2回のペースで交わりの時を持って行きましょうということが決まりました。




『信仰』誌 第2回編集委員会

(2024年02月06日更新)

『信仰』誌 第2回編集委員会:早稲田事務所

『信仰』誌 第2回編集委員会:早稲田事務所

 『信仰』誌第2回編集委員会が2024年2月1日、14-15:30早稲田事務所にて開かれました。
 出席者は岸岡主事含め3名+オンライン2名でした。6月から9月号までの巻頭言・特集についての内容が話し合われたほか、『信仰』誌の配布形態についての検討も行われました。
 検討内容は5月の常任理事会に報告し、7月の盲伝総会(7月30-31日;戸山サンライズ)に提案される予定です。


東京シロアム会クリスマス報告

(2024年01月07日更新)

東京シロアム会クリスマス礼拝の様子

東京シロアム会クリスマス礼拝の様子

 2024年1月6日公現日に東京シロアム会クリスマス礼拝が、4年ぶりに対面で東京都新宿区大久保の日本キリスト教団シロアム教会でもたれました。参加者25名と盲導犬カーラとレジーナ2名でした。盲伝の月刊誌「信仰」編集委員長の榎本さん司会進行で、盲伝前議長の日髙牧師(日本聖公会)のメッセージ「すべての人のクリスマス/見ていない人の気付き」で始まりました。
 礼拝後はお茶とお菓子をいただきながら参加者の近況報告やクリスマスソングをたくさん歌い楽しい一時を過ごしました。


神奈川友愛信徒会の総会・クリスマス祝会報告

(2023年12月09日更新)

神奈川友愛信徒会クリスマス会

神奈川友愛信徒会クリスマス会


会員手作りの点字の栞(点字は縦書きになっています!)

会員手作りの点字の栞(点字は縦書きになっています!)

 12月6日(水)11:00~15:00、横浜市障害者研修保養センター「横浜あゆみ荘」にて開催されました。
 参加者は18名。御園バプテスト教会のチェ・ソクユン牧師による「マリアのエリサベト訪問」(ルカ1章39~56節)のメッセージで開会礼拝、お昼をはさんで午後は証し、ギター演奏そして雑誌「信仰」でお馴染み川上豊子さんによる有名なクリスマス賛美歌の解説を聴いて全員で歌いました。
 会員手作りの「点字聖句入り栞」が全員に配布されるというびっくりプレゼントもありました。


「名古屋中村教会と盲伝との交流集会」報告

(2023年10月26日更新)

交流会の様子写真

交流会の様子写真




交流会でオカリナとクラリネット演奏

 「名古屋中村教会と盲伝との交流集会」が2023年10月22日(日)、同教会で約30名の参加者で開催されました。当日は晴天に恵まれ爽やかな空気の元、名古屋市内はもとより滋賀、岐阜、三重県からの来会者もあり早稲田事務所から岸岡主事補が出席しました。
 午前の礼拝は「行き先を知らないで」(ヘブライ11:8)と題して田中 文宏盲伝議長(名古屋桜山教会牧師)のメッセージ、愛餐会を挟み午後からの交流会は岡 健介牧師(名古屋中村教会)の挨拶でスタート。
 盲伝会員の浅野さんご夫妻(名古屋中村教会)の司会で参加者一人一人の近況報告やオカリナ演奏、クラリネット演奏などもありました。
 久し振りの交流会だったこともあり新来会者を歓迎すると共に皆で旧交を温め、にぎやかな集会でした。(岸岡)


山口県盲信徒会創立60周年記念感謝会

(2023年10月05日更新)

「感謝の集いで讃美歌を歌う参加者」の画像

「感謝の集いで讃美歌を歌う参加者」の画像

「山口県盲信徒会メンバー」の画像

「山口県盲信徒会メンバー」の画像
後列左から姉川さん、安藤さん、末本さん、仲村さん
前列左から村田さん、与田さん、原田さん、原田一二三さん」


 2023年10月3日(火)日本キリスト教団小郡教会にて「山口県盲信徒会創立60周年記念感謝会」が開催されました。小郡教会の全面的なご協力もあり、30名以上の参加者がありました。
 同教会の垣内尚美牧師による開会礼拝、『神は愛なり』のメッセージ後、お父様が山口県盲信徒会の設立に尽力された安藤惠さんの記念講演『60年のめぐみ』と続き ました。
 山口県盲信徒会設立に至る経緯やご苦労など間近で見てこられた安藤さん、ご自身の信仰の証しと共に語ってくださりとても臨場感のあるお話しでした。
 同教会員の手作りカレーライスの愛餐会をはさんで、午後からは感謝の集いが持たれました。
 参加者の自己紹介や近況報告の他、プログラムには無かったオカリナ演奏、ピアノ独奏やハーモニカ演奏などもあり終始にぎやかで楽しい一時でした。
 最後に閉会礼拝、萩教会の菊田牧師による「十字架につけられたキリストをのべ伝える」メッセージをもって閉会となりました。